保護者の子どもを想う気持ち

これは少女漫画を読んで思い出を書きたいと思います。何でいきなり思ったかというとつきのおまめ作 保護者失格という漫画を読んだからです。あっという間にストーリーに感情移入してしまったので是非ともお薦めです。

それは私が保育士をしていた頃。
現場の保育士たちが頭を悩ませるのは、子どもたちの関わりというより保護者への対応のことの方が多かったように思います。

「布団カバー作りや名前つけなんて大変だ、保護者の大変さをわかっていない。」などと苦情をもらったり。何もないところでつまづいた子どもの保護者に、「プロなんだから怪我をさせるな。」なんて言われている保育士もいました。
すべての保護者ではありませんが、どう接していったら良いのか、難しさを感じていたのです。

一方で立場上、とても偉そうに保護者にお願いしたりアドバイスさせていただくことも多かったように思います。
「早寝、早起きは基本です。」、「朝ごはんは必ずたべさせてくださいね。」などの当たり前のことから、「早くしなさいではなくて、見守ってあげてください。」などと。
思い返してみれば、よくもまあ偉そうに。

でも、二人の子どもを持つ母親、つまり保護者となって思うのは、「そんなことわかってる!」ですよね。
子どものことを想わない保護者はいません。常に我が子のことを気にかけています。
でも、日々の生活の中で思うようにいかないことはたくさんあります。
夜、寝ようとしたらパパが帰宅して目が覚めちゃうなんてこともよくありますし、朝ごはんだって食べたがらないこともあります。子どもですから。
「早くしなさい」って思わず言っちゃうこともありますよ、しかも結構な頻度で。

今なら同じことを伝えるにしても、保護者にもう少し違った角度からお話できるように思います。
子育てが落ち着いて保育の現場に復帰したら、子を持つ同じ保護者としての伝え方や対応を心がけたいなと考えています。

そんなことを予防接種の保護者欄に名前を書く時や、周りの人たちに「お母さん」と呼ばれる度に思い出して心に刻むようにしています。